SSブログ

過労死ラインの労働時間とは? [仕事を考える]

 サービス残業という不払い労働があるため、厚生労働省は日本の労働者の労働時間を正確に把握できない。そのため、日本の研究者は別の官庁(総務省)が行っている「労働力調査」をもとに日本の労働者の労働時間を実態をとらえている。

 日本の労働者の労働時間は年間で約2200時間である。週43時間である。これを男性だけに注目すると約2500時間、30歳台だけに注目すると約2600時間だという。

 30歳台の労働者について、詳しく見てみると、年間3000時間という過労死ラインの労働時間を超えている労働者が、おおよそ4分の1に達するという。

 この3000時間という過労死ラインの労働時間は、週60時間労働だ。1日12時間働いているのである。会社でよく働く若手であればよく経験する労働時間ではないだろうか。

 日本の労働者が基本的人権を無視した過労死ラインに達するまで、働く理由として、①高い住宅費、②高い教育費、③高物価、④低い社会保障(病気、老後、高齢者、身障者)などが理由として挙げられるのだという。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0