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退職する労組員 [仕事を考える]

 パワハラを考えるとき、会社は手下にハラスメント行為をやらせようとする。会社にとって手下といえば労組員である。いわば要らない人間にやらせる。一方、手下である労組員のほうに直接「これで法律上の責任が生じるよ」と警告すると、男なのに涙ぐんだりして脅え切ってしまう。脅されてやる悪事だからだろう。憐れな立場にいるので、涙ぐむのである。

 労組の役割とは労働条件の向上であり、会社に言われてハラスメント行為に手を染めるとはもってのほかなどと説いてはいけない。無知だからである。ただし悪事だということは感じているらしい。

 悪事を果たすのを失敗して、会社から辞めろとでも言われたのだろう。利があると思い、悪事に手を染めると、つじつまが合わななって損失を蒙るのである。

 入社以来、ハラスメント行為をやってくるのは数えてみると、のべ22人(このうち労組員は59%の13人)でこのうち12人(このうち労組員は50%の6人)は退任・退職してさらに3人は非正社員となった。労組出身者を含めるともっと多い。いわば私を辞めさせようとして、自分が辞めてしまったのが12人ぐらいいて、全体の55%である。要するに敗北が55%、引き分けが45%というところだろうか。退職した連中が独立してたいそう年収を上げたという話は聞かない。ほとんどが無業か、行方不明かである。

 パワハラの動機を考えると、嫉妬と言えるのではないだろうか。男の嫉妬は怖い。さらに幼児性と嗜虐性がある。言っちゃ悪いが頭は悪く、言葉は悪く、格好も悪く、人相も悪く、資格も何もないような連中がほとんどである。その上、会社と労組の両方にもともと悪い噂や中傷文書を流す、弱みを握って脅すなどの組織カルチャーがあった。また販売不振、管理会計の不備、デッドストック、度重なる行政指導や税務調査などの経営問題が山積みであった。こうして取締役も社員も仕事が行き詰まっているところで、嫉妬の嵐に巻き込まれたのだろう。
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