国立国会図書館 [日ごろのこと]
私はときどき,国立国会図書館を利用する。国立国会図書館は国会議員のリファレンス図書館で調査活動や,図書を文化財として保管する巨大な閉架図書館である。私はそこに行くと何ともいえない幸せを感じる。この図書館にない本があまりないという事実にである。
歴史的には「米国のようなレファレンス図書館を」と日本社会党の議員で歴史学者の羽仁五郎が主張して,国立国会図書館は作られたという。そのためか,同図書館は日本社民党の建物の隣に位置する。最寄り駅は地下鉄霞ヶ関駅である。18歳以上の国民であれば誰でも使える。
私は地方都市の郊外に育ったので,本といえば近くの小さな本屋だけだった。市立図書館分館や学校図書館の蔵書はすぐに飽きた。小学校のときから遠く離れた市立図書館に行って,図書のリクエストを頼んだほどである。本には飢えていたといっていい。
首都圏は大きな本屋がたくさんあり,とても幸せである。
国立国会図書館 http://www.ndl.go.jp/
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