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冬季の乾燥 [自分の身体は自分で守れ]

 絶対湿度という概念があり、1㎥当たりmg水分量で表される。ウィルスは湿度が低いほど生存しやすいとされている。インフルエンザなどを防ぐには11㎎/㎡超が推奨され、9㎎/㎡以下で警戒、7㎎/㎡以下で注意である。

 絶対湿度を計測できる機器で、冬季の外気を計測すると5.0mg/㎥である。職場では6.5㎎/㎡、自宅では7㎎/㎡である。

 自宅で加湿器を使うと12.0㎎/㎡まで上がる。職場では加湿器を使っても、ほとんど上がらない。加湿器の性能に比べ、職場のフロアが広いからである。しかし詳しく見てみると、加湿器のすぐ近くは7.0㎎/㎡になっていた。だから職場で加湿器を使うときは加湿器を身体の近くに置くのがいいようである。

 冬季の乾燥で、指先にひび割れて血が出て、絆創膏を貼っていた。しかし職場と自宅の両方で加湿器を使うと、ほとんど治った。

 1㎥当たりの水分量が同一でも、相対湿度では気温によって20%、40%と異なる数値で表現される。こうした相対湿度は湿度管理にはほとんど意味がない。

 気象庁や計測機器メーカーはどうしてこれを使い続けるのか奇妙である。恐らくなじみがあるというだけの理由であろう。

 赤ん坊や高齢者、心身障害者、病人など湿度管理しないと、健康に影響が出る者もいるはずだ。気象庁や計測機器メーカーは絶対湿度や露点を使って気象データを発表したり、絶対湿度などを計測できる機器を販売したりするべきではないだろうか。

 先人の勘違いを直さないまま、慣行でやり続けているのはおかしいのではないだろうか。
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