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JR福知山線事故 メモ1 [社会を考える]

 私のメモ

 鉄道事故被害者として・・・・私は2000年3月の日比谷線脱線衝突事故で軽症を負った。乗り合わせた乗客と協力して,事故発生の通報や救出活動などした。当時,鉄道の安全技術史を調べてみるとどうもこういうことらしい。「脱線事故を調べてみると脱線原因が分かった。そこで脱線原因を取り除いたら,脱線しないだろうと思ってその対応策をやってみた。ところが,それでも脱線事故が起こる。その理由が不明の脱線事故を調べてみたところ,理由が分からない。したがって,鉄道は理由が分かる脱線事故と理由が分からない脱線事故の2種類の脱線事故を起こすと考えてよい。したがって,鉄道はどんなに対応策を考えても脱線事故を起こすものと考えるとよい。脱線したときに大きな事故にならないために脱線防止レールをつけよう」。私は文科系なので詳しい技術的なところは文献を読んでみてもよく分からない。どうも脱線防止レールはフェイル・セーフの思想のようであった。JR福知山線事故も日比谷線事故も急カーブでの脱線が事故原因で,いずれも脱線防止レールをつけていなかった。

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鎮圧の思想・渡邉恒雄 [社会を考える]

  Y新聞の渡邉さんが巨人軍会長になったという。私はY新聞に勤めていたものだから,この渡邉さんを近くで見たことがある。なんともない,ふつうのじーちゃんである。田舎の市議当たりによくいるタイプだと思った。言葉を交わしたわけではないので,まあそういう雰囲気だったということだけのことだ。
  安保闘争のときに,樺美智子さんがデモをして亡くなったときの政府声明を書いたというのだから,やっぱり渡邉さんはとんでもない老人(いや高齢者というべきか)である。新聞社に勤めているのに政府のスピーチライターをやったのである。民主主義の敵であるといってよい。
闘争―渡邉恒雄の経営術

闘争―渡邉恒雄の経営術

  • 作者: 渡邉 恒雄, 三宅 久之
  • 出版社/メーカー: ぺんぎん書房
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本

  渡邉さんは結局,政府の

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坂本弁護士事件の謎 [社会を考える]

  1989年11月に坂本堤弁護士一家が殺害された。拉致された現場というのを訪れてみた。拉致された現場は,望洋台駅付近だという。駅から10分ほどのところであった。今も現場のアパートがある。

 この事件は謎が多い。判決などによると,アパートでオウムの信徒に殺害されたとある。ところが,遺体が発掘されたのは長野など3県にまたがる山奥だ。親子3人をそれぞれ違う県に埋めたのである。これは警察の管轄のことをよく知っている人間がやったに違いない。警察というのは都道府県ごとに分かれているので,お互いに仲が悪かったりして,連絡が悪い。ある県警が遺体がたまたま1体見つけても,他の県警と協力しあって,県境付近を捜すということは難しい。

 判決によると,

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JR福知山線事故 メモ2 [社会を考える]

 JR福知山線事故と2000年3月の日比谷線事故は共通点があり,カーブでの脱線事故であったことだ。これについてちょっと考えてみた。2000年3月に国会で与野党の議員が事故について,運輸省の安富正文鉄道局長を呼び出して,一応は追及していた。以下はその一部のやり取りである。 

第147回国会参議院予算委(2000年3月13日)議事録から
登場人物の役職(当時)
 宮本岳志  → 参院議員
 安富正文  → 運輸省鉄道局長
 二階堂俊博 → 運輸大臣

宮本岳志君 ぜひ頑張っていただきたいと思います。次に、脱線防止ガードレールについてお伺いしたい。事故箇所のカーブは半径160メーター、営団の設置基準は半径140メーターと聞いておりますが、1951年の営団の内規では半径何メートルでしたか。
政府参考人(安富正文君) お答えいたします。営団地下鉄は昭和26年、丸ノ内線建設に際しまして、

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報道・改革の方法 [社会を考える]

 JR西日本記者会見でのY紙記者の暴言や,救助活動時の取材ヘリの騒音など,報道批判が週刊誌などで議論されている。マスコミを蔑んだところで,特に何の解決にもならないので,どうすればいいか考えてみよう。

 加熱取材,取材ヘリの騒音 → ストレート・ニュースについては,新聞社やテレビ局は独自取材を止めて,共同通信社や時事通信社などの通信社発のニュースを利用するとよい。現在,この種のニュースについては独自取材しても結果としてあまり変わらない番組や記事になっていることは視聴者や読者は分かっている。いわゆるwire serviceを利用するのである。そうすれば

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