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突発性難聴、完治する [自分の身体は自分で守れ]

 私は、3月末、左耳の突発性難聴に見舞われたが、通院5回と服薬で、今週、完治した。耳鳴りは止んで、聴力が回復した。突発性難聴は、治療が遅れると聴力が回復しない、原因不明の難病ともいわれる。私は、ここで、ブログ読者のために、突発性難聴治療のこつを記す。

 私は、突発性難聴を2回、経験している。2005年と今回である。突発性難聴は、風邪をひいて、それが回復した後、かかることがある。私は、3月中旬、熱の出る風邪をひき、それが治り、3月末に耳鳴りが始まった。風邪は風邪で、内科にかかり、きちんと治した。突発性難聴は、原因がよく分かっていないが、内耳に十分な血液が流れないという説もあるが、私のケースではウィルス感染説であろう。

 耳鳴りがしたり、耳が聞こえなくなれば、仕事や私生活を中断させて、直ぐに耳鼻科へ直行すべきだ。突発性難聴は、1週間以内に治療を開始しなければ、完治率が低くなるという。私は、近所の耳鼻科へ行かず、前回受診した耳鼻科まで行ってかかった。そこでは、2005年に右耳の突発性難聴の治療を受けた。医師は最初、「耳の水詰まり」と診断したが、カルテで病歴を確認した後、聴力検査をした結果、突発性難聴の再発と診断した。やはり、正確な診断のためには、遠隔地であっても、カルテが残っている病院で、かかるべきである。これで、誤診を防ぐことができる。

 突発性難聴では、ステロイド剤を、6日間、集中的に服用することで、治療をする(治療スタートが遅ければ、入院ということもありうる)。私は、順調に聴力を回復した。私は、欠席すれば迷惑をかける打ち合わせも控えていたが、「私は突発性難聴で治療中である」と宣言して、アポイントをすべてキャンセルした。そして、最初の数日は、何もかも放棄して、安静にしていたり眠ったりしていた。そのため、私は、約10日後、耳鳴りがしなくなった。

 私は、これで治ったと勘違いして、会議に出席して、そこで大声で発言したり、(その日に)アルコールを含む飲食をしたりした。これが失敗であった。耳鳴りが、また再発してしまった。振り返ると、私は会議に欠席しても差し支えなかったのだが、重要と判断したので、思わず発言してしまったのだ。

 突発性難聴は、ストレスが強い時期を狙って、発生する。ストレスというのは、①自分でコントロールできるストレスと、②自分でコントロールできないストレスがある。突発性難聴の治療中は、②もコントロールして、ストレスを避ける必要がある。たいてい、仕事関係の②で、悩まされているのだ。それは、職場でのトラブル発生であろう。

 だから、大げさに嘘でも言って、ストレスをコントロールする必要がある。こういうときには、人間は誠実であってはならない。自分の心身の健康を守るためなら、ウソはついてよい。私は「突発性難聴で、数日間は安静にしなければならない。放っておくと、耳が聞こえなくなってしまう」と、かなり大げさに宣言した。打合せの相手は、何のことか分からぬような返事をしていたが、私は休むと押し切って、事実、休んだ。このように強く言うのは、突発性難聴の治療が上手くいかなければ、ずっと耳鳴りが続いたり、耳に障害が残ったりするのである。

 私は、安静の間、パソコンやケータイをやらず、テレビも見ず、読書もしなかった。あれこれ思いめぐらしもせず、ただただボーっとして、なるべく眠っていた。ケータイはうるさいから電源を切ってしまった。耳と目を休ませるのがいちばんである。任されていた仕事については、どーにでもなれと思った。無責任の精神である。

 突発性難聴にかかったら、たいていその時、職場でトラブルするなど、酷いストレスガかかっているのではないだろうか。同じトラブルに対しても、それに対して、耐えられる限度というのは異なるのだ。突発性難聴は、単なる耳鳴りではなくて、障害が残る可能性のある重篤な病気なのだから、戦略的に休むべきだ。だから、場合によっては医師に入院加療を頼んだり、「2週間の安静を要す」とでも書いてもらって、ファクシミリを送って、有休を取得するという方法もある。しかし、これは正攻法であろう。

 上司が休ませないと宣言すれば、許可を得ずに休んじゃうという方法もあるだろう。会社員ならば、1,2週間の無断欠勤であれば(診断書をファクシミリ送信した時点で無断欠勤にはならないが)、自動的に有休処理されるので、戒告(懲戒処分の1種)の対象にすらならないだろう。突発性難聴の治療は、この1,2週間が勝負である。むしろ、「処分はどうにでも受けるから、治療に専念させてくれ」と宣言してもいいくらいだ。耳に障害が残るのと、始末書を提出するのでは、どっちがいいか、社会人であれば開き直って選べば良い。職場では、上司自身が健康管理不十分で、「オレも持病があるのに頑張っているんだから、お前も頑張れ」という泣き落としをすることがあるが「今ここで言われても仕方がない。私が元気になるまで持病相談には乗れない」と冷たく対応すればいいだろう。

 耳鳴りは、それだけで、強い精神的ストレスだから、耳鳴りが酷くなって、精神的なストレスに耐えられなくならない内に、早めに判断すべきである。自分の体は、戦略的に(相手を騙しても)、自分で守るべきである。

 
完治した後、医者は喜んでいたが、やはり難しい病気だからだろう。私もほっとして、医師には感謝している。幸せのためには、ウソも方便だ。


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私も難聴完治しました。

私も2010年6月にかかり,通院7日で毎日1時間ステロイドの点滴をして完治しました。最初服薬で3日,わずかに改善したので,4日目から7日間点滴して完治しました。入院よりストレスが少ないですが同じ時間に毎日1時間の点滴時間の確保で,上司に大げさにお伝えて毎日通院しました。外見上はわかりにくいので自分でしっかりアピールする必要があります。




by 私も難聴完治しました。 (2010-06-20 21:12) 

メイ

「私も難聴完治しました」さんへ

 突発性難聴って、最初かかると、まるで片方の耳の電源が「OFF」になったみたいで、慌てちゃいますよね。私は、2005年にかかったときは、インターネットで症状を調べて、「突発性難聴」という病気を、初めて知りました。

 声の大きい上司なんかは、イメージ的に突発性難聴にはかからなそうなので(医学的には違うでしょうが)、病気を分かってもらうには大変です。企業というのは、労働者の健康について、思いやりがないようですから、上司には大げさにアピールするのがやっぱり重要ですよね。

 関係ないですけど、点滴って、おしっこがしたくなりますよね。

 お大事にしてください。
by メイ (2010-06-22 00:59) 

じんく

私も突発性難聴にかかりました、1週間ほど入院してみたものの効果があらわれませんでした。
発病からすでに2年経過しているのでもう手遅れでしょうか・・・

by じんく (2010-07-22 00:00) 

メイ

じんくさん、

 コメントをありがとうございます。聞こえ、耳鳴り、というものは、毎日の生活に影響があることですから、じんくさんはストレスを抱えていることでしょう。もし症状が慢性化しているとすれば、どんなことをすればいいのか、考えてみました。

 (1)日記をつけるなどして、日常生活、症状、通院、服薬を記録して、冷静に考えてみる。(2)かかりつけの医師に、事情を伝えて、よく相談する(文章にまとめて、持参すると、医師によく伝わることもあります)(3)かかりつけの医師に紹介してもらい、専門医の治療を受けてみる(転院)などが、方法としてあるかもしれません。

 医師の世界では、若い医師のほうが、最新の治療法を、よく知っていることがあります。医学部で、新しいことを、習うからでしょう。
 
 根気も必要でしょうが、じんくさんも、治療の機会を逃さないため、トライしてみてはいかがでしょうか。
 
 
by メイ (2010-07-22 15:50) 

Brook

 突発性難聴、怖いですよね。

 私は6年間で、左耳で2回発症し、今月初めに、右耳で再発しました。今回は、右耳の聞こえが悪くなり、かかりつけの耳鼻科で投薬治療をしていましたが、発症4日目に全く聞こえなくなり(全域で80dB位)、急遽、点滴のため入院しました。

 ステロイド剤のパルス治療というもので、ステロイド剤(ソルコーテフ)を5日間かけて1000mg~200mgまで徐々に減らして1クールとし、これで完治しなかったため合計2クールの点滴を行いました。10日間の入院です。差額個室しかない病院であったたため、金銭的には痛いですが、これで耳が聞こえるようになるのであれば、なんてことはありません。

 退院時には20dB程度まで聴力が戻っており、発祥から20日経った現在では、耳鳴りや高音の残響があるものの、ほぼ元通りになっています。

 前2回は軽度の難聴であったため、通院投薬で治りましたが、今回は重度の難聴であったため、入院、点滴、安静という処置となりました。お盆時期であったため、仕事に差し支えが出ることもなく、治療に旋転することができました。

 突発性難聴の治療のこつは、メイさんがおっしゃるとおり、「即時の治療開始」、「できれば入院・安静」であると、確信しております。
by Brook (2010-08-20 14:59) 

シィ

初めまして、シィと申します。

つい先日の11月に突然、音楽のような高低のある耳鳴りが右耳で朝から始まり、
(最初はどこかで音楽?って思ったくらいにピ~ヒャラなっていました)一日鳴ったり鳴らなかったりでした。
たまたまその日に知り合いの方にお会いして、今こんな耳鳴りしているのって話をしたら、
一刻も早く耳鼻科に行きなさい!って言われまして・・・
翌日は朝から耳鼻科に行って、初期だったからか聴力には問題なかったのですが、
ステロイドの飲み薬頂いて3日間飲み続けましたら、耳鳴りが治まったんです。
お医者さまも、ホントの初期の突発性難聴でよかったと言われました。

メイさんのアドバイスのようなお話通りに少し大げさに職場の上司を脅すくらいに(笑)
突然入院にならないよう、3日間休み下さい!ってお休み頂いて通院しました。
おかげで大事に至らず、今回は完治したようです。

ホントにメイさんのおっしゃる通りだと共感しまして、コメントさせて頂きました。
本当に参考になりました。ありがとうございました。
by シィ (2010-12-03 21:01) 

メイ

シィさんへ

コメントをありがとうございます。
完治して良かったですね。目の健康、歯の健康というのは、自分で気をつけるものですが、耳の健康というのはあまり意識しないものです。

by メイ (2010-12-14 00:18) 

MURA

初めまして、私の旦那が2011年1/30(日)に突発性難聴になりました。

私も主人もこのような病名も知らず、耳鳴りがして右耳が聞こえないから明日休み耳鼻科に行くと、上司に連絡したところ、たまたま上司の知人に突発性難聴になった方がいて、直ぐに救急で耳鼻咽喉科で診療を受けろと言われ、早期発見&治療ができました。

1/30→土日祝夜間している救急にて診療、突発性難聴の可能性大、ここは救急で一次診療のみだったので紹介状をもらう
1/31→紹介状を持って府立病院で診断、突発性難聴と確定
この時点の旦那の聴力(全域で98dB)かなりの重度難聴の為、入院治療と言われる(しかもあまりにも重度の場合入院しても治らない可能性大らしい)
1月末決算の会社&金曜出張後直帰だったので、ステロイド点滴のみ本日開始

2/1→午前中にステロイドの点滴を受け、午後から会社へ

2/2→入院開始、点滴の種類がステロイド+抗凝固薬(血液をサラサラにする)に増え、本格治療開始

検査結果の変動
1/31(98.3dB)→2/3(90.0dB)→2/8(86.7dB)→2/14(45.0dB)→2/17(33.3dB)→2/21(26.7dB)

そして本日の点滴で治療は終了
明日の朝の血液検査の結果で、明日2/26か明後日の日曜日に軽い耳鳴りはまだありますが、ほぼ完治での退院が確定しました。

治療をできるだけ早くしても、あまりにも重度難聴の場合、ほぼ回復しないそうなので、奇跡的みたいで・・・看護婦さんにも7~8年勤め、突発性難聴での入院患者は沢山いたけど、98dBなんて重度難聴の患者でここまで回復したのは1~2人しかいないそうです。

奇跡の方に入れて良かったねと、喜びました。

主人も私も、知らなかったこの病気
このようにブログで詳細記載されてるのを見て、とても勇気づけられました。

早期治療&治療に専念する。
基本的な事ですが、現代社会で仕事をしていると難しいと思います。
けど、難病指定で有っても、例え24時間以内に治療開始したとしても、治らない可能性が高いと言われた主人が治ったということは、同じ重度の突発性難聴になった方にも希望が持てる結果を残せたのではないかと思います。
私自身の事では無いので、コメント記載迷いましたが・・・
こちらのブログを見に来た同じ病気の人の希望になればとコメントさせて頂きました。



by MURA (2011-02-25 16:48) 

メイ

MURAさん

こんばんは。御家族の詳しい経過を記していただきありがとうございます。耳が聞こえない、耳鳴りがするというのは外見から判断できないので、理解され難く治療のための日にちを確保するのに苦労します。苦労しているうちに治療が遅れて聴力を失うという恐れがあります。

現代の職場は人数がぎりぎりでまったく余裕がない状態です。そうした中、戦略的に休んで入院できたのは幸運だったのではないでしょうか。

重度であっても早めに入院を決断したことや医師の技量等が病気に打ち勝つことができた理由でしょう。

日本の民間企業では一般に有休の権利性が認識されておらず病気でも休むのが難しいものです。
by メイ (2011-02-25 19:09) 

tama

私は埼玉県在住です。
昨年7月24日(土曜日) テニス18年目の
夏!特別な猛暑の夏でしたね!土日の午後はいつも、どんなに暑くてもテニスに出かけていました。この日も暑い中で激しいラリーを、それでもいつもよりは短めの30分位で日陰に入り、水をがぶがぶ飲んで、しばらくすると、また日向に出て、らりー!!3時頃から試合など
交代でやりました。夕方5時頃 試合中に突然左耳が「シ~ン!」と耳鳴りして、体のバランスが変になり、みんなに言うと、じゃ やめた方がいいっていうことになり、やめて桜の木の下で長椅子に横になっていると、やがて気分が尚悪くなり、嘔吐してがぶがぶ飲んだ水だけが出てきて・・・仲間が救急車を呼びそのまま
入院・・3日入院 火曜日に退院して急いで防衛医大の耳鼻科に・・・
あれからもう半年以上 治らないままです。
左耳だけでは、会話がなりたたないので、とても不自由です。この辺で針治療はどうなんだろうと思っていますが・・・どなたか 針で治った方とかいらっしゃますでしょうか?
そういう私は、大がつくほど元気ですが、この耳だけはもうだめかなぁ~と考えている73歳です。
hohtarukoi@yahoo.co.jp
by tama (2011-03-10 21:25) 

メイのかつおぶし

tamaさん、こんにちは。

御返事のコメント書き込みが遅れましてごめんなさい。

異常に暑い2010年の夏が、心身に負荷をかけたのかもしれません。治療のスタートは早く専門医にかかられたようですが…。

あいにく私のほうでは針治療について情報がないので、このブログを見られた方で、針治療を試みられた方は、コメント書き込みをお願いいたします。
by メイのかつおぶし (2011-03-25 00:31) 

あみん

こんにちは。現在病室からの投稿です。ここの投稿を読ませてもらって、私の状況報告した方が、今後突然「突発性難聴」と診断された方に、何かの情報源になると思い投稿ししています。
[発症] 2011年3月31日午前9時頃(たまたま休日でゆっくり起床)起きてすぐ。
[すぐの症状] 右耳がつまった感じ。息抜きしても治らない。右耳が聞こえない。午後からは圧迫感と耳なりが始まった。めまいや吐き気は無し。
[最初対処] 3月31日11:30am 近くの空いていた小さな耳鼻科へ駆け込むが、すぐに「大病院へ行け」との指示を受け、電話して地元の総合病院へ駆け込む。
[1つ目の診断] その病院で突発性難聴と言われ、投薬だけか投薬+点滴治療があるので、選択するように言われた。点滴の場合は入院要。10日過ぎての点滴効果は薄いと言われました。結果その病院では1日分の投薬を頂いて、1日検討することに。
[2つ目の判断:鍼] スポーツをしてよく怪我をしたので4/3にふと行きつけの鍼の先生を思い出す。長い付き合いだ。膝に水が溜まっても水を抜かずに治した。極度のテニス肘も鍼で直してもらった経験のある私は、すがる思いで電話して聞いた。先生は「得意部門なのでおいで」との事。4/4~4/6はステロイドと併用してやってみた。(ドクターごめんなさい。治ると聞けばなんでもしたかったんです)
[私の生活状況] 小さな教育関係会社の共同経営者。2~3月は決算や新学期の準備で追われて疲れもピークに達していた。その新学期スタートを明日に控えての3/31は休日だった。もちろんその初日に入院なんて想像できませんでした。病名を信じたく無かった。知人に別の総合病院の耳鼻科のドクターがいたので、その日のうちに相談した。
[その後] その知人のドクターは私の仕事内容もよく知っていた。翌日4/1朝にその知人の病院へ行った。ステロイド投与はすぐやるように勧められ、4/1からすぐ通院で1週間続けた。仕事は極力抑えたが、疲れたりストレスを感じると耳に圧迫を受けたような感じになり、音がとりにく。
4/1~4/6通院ステロイド点滴の間、3度聴力検査する。4/1は左耳は正常。右は全域音50ー70dBあたり
4/4は低音は変わらす、高音は90dBまで悪くなって
4/6も変わらず。会社に行くな!と強制入院宣告を受けました。同時に鍼も一旦やめることになり、鍼の先生には入院の事と告げる。
[結局入院] 4/7~本日4/17もまだ入院中。突然の入院なので、ネット・携帯の可能な個室に入室中。会社のスタッフは頑張ってくれています。ネットが使えるのは非常に便利。プリントアウト以外は病室でできてしまいます。、まるでオフィスです。

フィブリノーゲン(血液をサラサラにする点滴)を追加(夜)
追加投与決定。
4/7 入院開始。ステロイド(朝)+1回目フィブリノーゲン(夜)
4/8 夜明けに血液検査。ステロイド点滴(朝) 耳の調子は全く変わらす。
サラサラ度値52(医者は100~70の数値を狙ってましたが、1回の投与で効果あり。50切ると危険なので連日はできないよう)
4/9 血液検査72。ステロイド点滴(朝)
 耳の調子は変わらす。
4/10 10回目ステロイド点滴(朝)+2度目のフィブリノーゲン(夜) 耳の調子は少し変わった気がした。(圧力と耳鳴り) そして月経が予定通り来てしまった。
4/11 血液検査72。ドクターは「よく効いているようだが月経が始まった場合はその血液サラサラ点滴、国から禁止されているので一旦ストップ!」との宣告。そのまま安静にして第2クール目のステロイドを開始。月経の間だけ外出ができた。 耳の調子はよさそう。ちょっと聞こえ始めている。聴力検査 低音良好、高音変わらす。
4/12 ステロイド点滴(朝)。入院を決めた日から、この日はどうしても仕事に行きたかった。何度もドクターに確認したが、フィブリノーゲン投与中、血液数値が低い場合、事故を起こしたら血を止められないからダメとの事。前日まで出勤はあきらめモードでしたが、不幸中の幸いで数値72で良好。外出OKとなる。大きな契約の話だったのでよろこんで!でも疲れました。外出時間8時間。
4/13 ステロイド点滴(朝)。
4/14 ステロイド点滴(朝)、聴力検査低音20dB位に戻る。高音80dBのまま、圧力と耳鳴りは半分近くにおさまっている。ドクターは高音は繊細なので、もしかしたら難しいかも?でもまだ可能性はあるとの事。耳鳴りは冷蔵庫を開けた時のようなのが続く。
仕事に出て、戻る。(7時間)
4/15 月経終了。ステロイド点滴(朝)+3回目の点滴再開。
4/16 ステロイド点滴(朝)
4/17 血液検査62.ステロイド点滴(朝)+4回目の点滴予定(今夜) 今日も少しだけ耳鳴りの音が小さくなったような気がする。
[今後の予定] 明日のステロイドが2クール目最後となる。フィブリノーゲン投与もあと一回。4/19朝に血液検査してから、その日投与するか決め、その後、血液数値を100~70になったのを確認して4/21あたりに退院予定のようだ。

結果は誰にも予想つかないのがこの病気のよう。

私の母は「新聞でガムを3日間噛み続けてみたら治ったという記事を見つけた」となんでもしよう!と勧める。まだ試していないがやってみようとも思う。

退院後担当医にはまだまだお世話になりますが、問題なければ鍼も再開しようと思っています。

東洋、西洋医学といろいろ言われておりますが、当の本人は何をしても正常に戻したのいのが本音です。

もし私の担当医がこの投稿見てもおどろかないでください。毎日顔出ししてくれてとっても感謝していますし、この病院で、先生にお任せしてよかったと思っております。信頼してお任せしている状況です。これからもよろしくお願いいたします。

最後に、
最後まで長文を読んでくださ方、ありがとうございます。
たぶん私の症状は軽い方。ストレスで癌になってしまったり鬱になってしまうと聞く中、まだよかったかなと自分に言い聞かせ、今後仕事に仕方をゆっくり考える良い機会になったと前向きに頑張っています。特にこの震災の中・・・
同じ経験のお話は私にも救いになりました。
私の話も誰かの救いになるならと投稿いたしまた。










by あみん (2011-04-17 15:49) 

メイのかつおぶし

「あみん」さんへ
長文のコメントを読ませて頂きました。突然突発性難聴と診断されてさぞかし驚かれたことでしょう。

私の経験からは、(1)病気の事実を逃げずに受け止める、(2)医師を信頼して治療方針に忠実に従う、(3)仕事・生活については諦めて完全休養する、ということが重要です。

焦る気持ちについてはわかりますが、すべてを諦めて医師に従うことが重要です。文章からは仕事への執着が感じられますが、手放されることが必要かと思います。

耳鼻科医師は耳の治療の専門家ですが、精神的なリラックスの専門家ではありません。ですからご自分でリラックスして、医師が治療しやすいようにして、御自分の回復力も引き出してみることが重要です。

強い電磁波を出す携帯電話やPCの利用なども控えるほうがいいかと思いますよ。

御大事にしてください。
by メイのかつおぶし (2011-04-20 11:07) 

だいぶ

何かのご参考になるかと、治療現在進行形ですがアップします。

2011/12/19
月曜の朝 車を運転していて、左スピーカーからの音が聞こえないことに気がつきました。耳に閉塞感があり、耳抜きでも解消しませんでした。

そのまま会社の朝礼で話をしましたが部下から「声が小さくて聞こえませんでした」言われました。そのうち治るだろうと放っておきましたが、会社が終わるころになっても改善しないので、耳鼻科をPCで探して、難聴の対応が出来る可能性のある近くの病院を検索して、TELで確認しました。

翌日火曜日は運良く別用事で休みを取っていたので、朝一番でクリニックへ、そこで言われたことは「左の聴力がかなり落ちている。神経がいかれている」(医師のコメントそのまま)、そこで診療方針の選択を促される(A)薬の内服(B)5日間の点滴治療、ちょっと気に障る言葉がでてきたので(A)を選択しましたが、会計が完了する直前に(B)に変更。

医師は不機嫌そうに点滴治療を開始する。2時間ほどで閉塞感が楽になってくる。
翌日2日目も同様の点滴 閉塞感はほぼ無くなる。
3日目4日目は休診のため内服薬のみ 閉塞感を若干感じる
5日目今日は点滴
6日目は休診
7日目8日目は点滴聴力検査予定

医師によれば、「点滴治療中に改善を感じるのは20%程度、それ以外は1週間たってから効果が出る。出ない人もいる」とのこと

少し希望が感じられる。5日目の今日現在閉塞感はほぼ解消、むしろスースーして痛いぐらい。

診療費請求明細書には、
--点滴液の内容--
①ソルデム3A200ml1袋
②サクシゾン注射用100mg(溶解液付)3瓶
③アデホス-Lコーワ注40mg2管
④メチコバール注射液500μg0.5mg1管
--その他の処置--
⑤突発性難聴に対する酸素療法 酸素ボンベ小型120L
⑥消炎鎮痛等処置 2器具等
※補足です(頚動脈へのキセノン光照射)
--内服薬として--
⑦イソバイドシロップ70%分包20ml毎食後2本
となっていました。

医師の技量としては、足りないかもしれませんが、
若い(34歳)がゆえに、最新の技術も吸収していることも期待の範疇です。

医師、クリニックの選択でも大きく事後が変わるのでしょうね。その後お伝えすることがあればまた投稿します。
by だいぶ (2011-12-25 00:47) 

matsu

2013/10/19に左耳が違和感あり、キーンとカン高い音。4日後の23日に耳鼻科へ。23~25にステロイド点滴を行いました。回復傾向と思われましたが、土日に具合が悪く 本日再度ステロイド点滴しました。血圧は通常110-60くらいですが、130-80くらい。ステロイドの影響でしょうか?。
特にストレスと感じる日常もなし。時々のランニング。登山、山岳スキー、冬山登山・・・・。いままで病気知らずで健康には自信があったのにガックリです。
何かよいアドバイスをお願いします。
by matsu (2013-10-28 18:30) 

メイのかつおぶし

 私は初めて突発性難聴にかかった時、突然のことでずいぶん恐ろしく思え、また驚いたものでした。当時、家族からもあまり共感してもらえませんでした。

 しかし冷静になって、きちんと服薬して、また指導に従い、よく安静にしたのが、今振り返ると良かったと思います。治す意思を持って、治療に専念しました。

 医学的に突発性難聴の原因は解明されていないといわれます。正体が分からないというのも不気味に感じます。しかし突発性難聴への治療法は確立しているようですから、医師を信頼して治療を受けました。
by メイのかつおぶし (2013-10-28 19:43) 

matsu

28日、29日とステロイド点滴しました。29日夜中に目が覚めると耳鳴りが治まった気がする。それから朝まで寝られず、朝からまた徐々に耳鳴り。本日はメチコバール、アデホス、ストミンという薬とマイスリーという睡眠薬らしきものをもらってきました。聴力検査では聴力はほぼ正常にもどったらしい。しかし耳鳴りが・・・。耳鳴りは音楽を聴いたりして慣れるしかないと言われました。毎日首の付近のツボ押し、首回し、肩回しなどをやっています。鍼灸などにも行ってみようかとおもっています。
by matsu (2013-10-30 19:51) 

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