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妬みとパワハラ [仕事を考える]

 パワハラに遭っていると、トナミ運輸事件のことを考えてしまう。

 トナミ運輸事件でのパワハラ被害者の串岡弘昭さんは内部告発の報復として、営業の仕事を取り上げられ、旧研修所長室に押し込められた。毎日退職勧奨に遭っていたという。雑用が済めば読書などしていた。待遇は平社員から1つ上まで昇格していたものの、その後は家庭もあるのに新入社員並みの給与が続いたという。串岡さん自身は営業が好きで、営業に向いていると思い、成果も上げてきた。正義感があり、とりわけ行動力が高い。仮に、転職していたり独立していたりしたら成功していたのではないかと思う。ただし1970年代のことであり、転職は一般的でなく、独立も難しかったであろう。

 私は内部告発はしていないから、仕事への嫉妬であろう。会社に変な人間がいて徒党を組んでいる。男の嫉妬というのはすさまじい。日本語もよく編集できないのに海外と著作権交渉して翻訳する人間が現れたら、嫉妬するしかないのだろう。

 歴史を読むと、嫉妬が原因で組織を追われるということが生じている。配転や解雇に遭うくらいならまだしも暗殺されたりすることがある。嫉妬というのは手に負えないものである。

 嫉妬されることが対策できないものだとすると、自分で食っていくしかないと腹をくくるしかない。敵が何に嫉妬しているのか意味不明なのだが、嫉妬はいわば病気でありその人本人が低劣人材であることの証明であろう。

 「私はできないんです」と表明しているようなものである。嫉妬というのは分かりやすい表示、いわば愚か者の看板と考えると、いいのかもしれない。
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