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後輩の入社 [仕事を考える]

 退職者が相次ぐので、会社は求人していた。2人の若手がこのほど入社した。そのうちの1人は女性で私の母校出身である。営業内勤である。

 事情は知らないが、若いのに中途入社だから就職活動に失敗したか、最初の会社に我慢できなかったかのかもしれない。母校出身であれば景気が極端に悪くなければ中小企業に入らざるえないという恐れは低い。

 女性はくだんの感染症にかかり、入社を遅らせていた。そのまま入社しないほうが幸運なのにと思っていたら入社していた。

 マーケットは衰退期にあり、会社は営業損失に転落し、取締役は愚かしいし、社員にはアルコールやギャンブルの依存症者など不健康な人が多いし、パワハラもあるので、決して良い職場ではない。

 ただし彼女にとって幸運なことは、恐らくは自宅通勤なのだろうし、地方とはいっても地方都市なのだからせっせと貯蓄しながら転職活動して、次の機会を探すのが最善だろう。

 ただし会社に投資されたり、身に就くスキルはないだろう。身体的には疲労しないだろうが、精神的に疲労するだろう。
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ネット問題集 [日ごろのこと]

 すき間時間を活用して、資格試験のためネット問題に取り組んだ。通して問題に取り組み、間違った問題は正解が出るまで解答した。ネット問題集というのは海外の出版社では良質のものがある。日本ではまだまだである。しかしそれでもようやく1冊を見つけ、さらにもう1冊を見つけた。ネット上で全て簡潔するので、少しの時間があれば数問に取り組める。しかし問題文が長いと、画面を見つめ続けなければいけないので目が疲れる。
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資格や貯蓄と、サラリーマン [仕事を考える]

 会社では心にもない忍従を強いられることがある。上司らに命令されることもあるし、あるいは断る余地を残して社外、就業時間外に呼び出され、選択を迫られることがある。後者は大抵、上司自身がやるべき汚れ仕事である。やらせようとする上司等は結果の責任を押し付けたい。だからこそ選択権を与えるのだろう。自分から進んでやったのだという責任回避策も考えているのだろう。

 心にもない忍従を重ねていくと、昇進昇級という待遇が与えられる可能性がある。しかし昇進昇級した結果、さらに大きなストレスから傷病に陥ったり、嫌になって退職して失業者になることもある。サラリーマンというのはこうした矛盾した役目を引き受けるものである。

 勤めている会社では悪事を重ねて管理職になったが1年余りで退職し、退職して魂の抜けた失業者のままというケースが幾つもある。管理職から多額の住宅ローンを抱えた失業者になるのである。また傷病に陥り、病人のままというケースもある。悪これまでやってきたいわば“悪事のスキル”や“悪事の実績”は雇用市場ではニーズがないどころか、愚かさや弱点になるからだろう。

 汚れ仕事を断った結果、たとえ退職を迫られても、ひと財産あればすぐに焦らなくてもいいし、費用を払って弁護士を委任することもできるだろう。また独立系の資格と開業資金があればいざというときは独立すればいいと思うこともできるだろう。

 だからこそ、サラリーマンとして活躍するにはこうしたインフラを構築することが重要である。サラリーマンのインフラとは生活費をできるだけ抑え込むこと、いざというときの半年~1年分以上のキャッシュ、独立系の資格、さらに開業資金のためのキャッシュのほか、サラリーマンとして有能であるためスキルアップのための投資という5点が必要であろう。

 こうしたことは学生時代に知っておきたかった。しかし5点全部はやっていなかったが、幾つかはやっていたのだから、まだましなほうではあっただろう。
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愚か者への請求 [日ごろのこと]

 愚か者から被害を受け、加害行為を差し止めようとしたり、結果に関して損賠を求めたりすると、かえって言い訳や嘘などのオンパレードに遭い、2次被害、3次被害を受け、さらにはこちらが加害者のように仕立てあげられることもある。愚か者というのは愚かさや悪事が詰まっている。請求すればするほど、それが飛び出してしまい、収拾がつかなくなるのである。

 重要なことは愚か者に接触しないことである。被害については予測し、予防することがいちばん重要である。例えば私は優先道路を運転しているとき、非優先道路から鼻先を出している車に対して、クラクションを鳴らす。一時停止の標識を既に無視しているのだから、左右確認せずに、あるいは左右確認してさえも、飛び出して衝突する恐れがある。だから予測して、クラクションを鳴らすのである。

 愚か者には慎重に対応しなければならず、鋭く予測し、その悪事の端緒の段階で強く指摘しておく。たとえば下りのエレベーターで立っていると、後ろから駆け下りた人間がいて、私に接触した。おい、オマエ! と怒鳴った。

 女が泣きそうな声でごめんなさいとさらに別の人間の脇を次々と通って、駆け下りていった。決して立ち止まらない。愚か者というものはこのようなものである。
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愚か者たちとの対話 [仕事を考える]

 会社は地方の中小企業だけあって、愚か者が占める人数の割合が大きい。

 総務部の中高年女たちが、ドアの留め金を出してドアを使う。来客があれば内線を受け、総務部員が玄関まで下りていき迎えに行く必要がある。しかし楽をしたいらしく来客のほうに階段を上がらせる。来客は電子錠を開けられないので、総務部員が内側から開け、その際、留め金を出すのである。毎日、重さのあるドアの留め金をガンガンと側面から打ち付ける。

 そこで私は総務部の責任者の男に音がうるさいし、正しい使い方でないから故障するだろうし、非常口なので故障して万一のときドアが開かないと大変だと言った。ドアにはもう傷が’ついていると指摘し、ドアを開けておきたいならストッパーを使えばいいと提案もした。話し合うと、男は防犯上、開けっ放しにはできないからこれからは正しく使うという。

 たいがい総務部だから正しい使い方を社員に指導する立場にある。しかしかえって社員に注意を受けるのである。愚かさと、地方ならではの田舎っぽいがさつさが同居する。

 私がこのタイミングで指摘したのは総務部に配属された転職者がたった2週間で辞めたからである。総務部の人員はこれまで2人程度だったが増員され男女4人となった。四半期ごとに税務調査が入るので強化しようとしたのだろう。馬鹿ばっかりなので私語爆笑が酷かった。茶の間のようである。そして税務調査も年4回入るのは変わらない。

 ところが1人退職するので、あらかじめ1人採用することになった。

 中途入社の転職者が決まると、席替えがあった。島型配置の席で、男女が互い違いになるようにした。私語爆笑を抑制しようとしたのだろう。

 転職者はやせ型の背が高く、若く、きわめて真面目そうな男であった。転職者が配置されると、既存の太った男女4人はやせて見えるからという理由で、上から下までそろって黒ずくめの服装で出勤してきた。幼稚な反応で、異様である。

 黒づくめの服装にすると、痩せて見えるというのはこの肥満者たちの間だけの話である。現実にはそうではない。肥満の程度が大きいので、相変わらず太って、さらには老けて見える。

 そして相変わらず私語爆笑をやる。指導役の肥満の中高年女は転職者に対して黒づくめでギャーハッハッハッ! ギャーハッハッハッ! ギャーハッハッハッ!と大爆笑しながら仕事を教え、周りはまた黒づくめでドッヒャッヒャヒャッ! ドッヒャッヒャヒャッ! ドッヒャッヒャヒャッ!と合いの手を入れている。

 もっともこの転職者の男も大爆笑しだせば環境になじんだということだろう。しかしそこまで愚かなら採用されないだろう。愚かでないから採用されたのに、既存の男女は愚かさを伝染させようとしていたのである。馬鹿の中に馬鹿でないのがいると落ち着かないのだろう。しかし一般的には人間というのはそうそう、馬鹿になれるものではない。

 見苦しい上、やかましく、ブラックユーモアのようである。傍目にも転職者には環境が悪過ぎるだろうとみていたら、給与ももらわず、電話で断って辞めた。

 なおこの黒ずくめの肥満の女は取締役に「融通が効かない」と言いつけていた。ホラーである。このように悪い環境にいると、良いことが悪いことになり、悪いことが良いことになってしまう。

 求人費として100万円ぐらい無駄にしたのではないかと思われる。愚か者たちに対しては言動を予測することが重要である。動物がどう行動するのかと考えるのと同じである。

 恐らくこれとほとんど同じことを懲りずにもう1、2回するだろう。さらに100~200万円を無駄にして、結局自分たちは求人できないことが分かるということになり、そこで始めて求人を中止するだろう。数カ月は続くのではないか。

 愚か者というのは自分がよく見えない。行き当たりばったりである。行きつく所まで行かないと分からない。
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