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時間を守る(be punctual)-社会人の求職論(3) [会計学学習]

 面接会場には1時間前に到着,10分前には入室と,私はフリーター向けのセミナーで習った。
 
 1時間も前に到着してどうするんだろうと思ったものであるが,実際にやってみると,1時間前だと,緊張してトイレに何度も行ったり,身だしなみを整えたり,メシを食うのを忘れていたことに気づいてあわてて軽食を食べたりして,あっという間に過ぎてしまうものである。1時間前というのは不可欠な時間である。

 また,10分前に面接会場に行くと,面接担当者がそろわないで,面接担当者が慌てていることもある。面接が勝負の場であるとすると,こういうケースになると,有利である。先に行って面接担当者を待つというほうが,心に余裕が出る。

 また,時間に余裕を持ってきた人を評価するという人はいまだに多い。というのは,昔ながらの価値観である。また,企業というのは労働力を使って利益を生むところであるから,10分前に来る人というのは,企業が期待した時間(たとえば1日7時間)というのを必ず提供してくれる人というイメージが出る。

 昔の銀行員などは仲間内で「午前10時に集合。遅刻者は罰金」という約束があるとすると,午前9時55分に到着した仲間などは罰金を支払わなければならないという。これは時間より10分前集合が暗黙の前提だからなのだという。

 私は「10分前の5分前」というのを提案したい。それは「午後1時に来てください」と言われたら,午後12時50分に必ず間に合うようにその5分前の午後12時45分には会場のドアの前に行くのである。あまった5分はビルの階段の踊り場でもトイレででも,どこかでつぶせばいいだろう。

 このように時間を守るには朝型生活がぜひとも必要である。朝型でなければ時間は守れない。いつも午前9時に起きる生活をしていると,午前11時からの面接などは絶対に間に合わない。当日は間に合っても,脳が寝ているからである。

 また企業によっては夕方からの面接を指定してくるところがある。こういうところを私はいくつか受けたがいずれも印象がよくなかった。ある会社などは午前中に変更してもらったほどである。
 
 朝型人間と夜型人間は,まるで生活が違う。朝型人間は午前10-11時が仕事の能率が最も高まるが,夜型人間は午後4-6時であることが多い。朝型人間が午前中に連絡をしようとしても,夜型人間は出社していなかったり,寝ぼけていることがある。こうなるとまるで互いに異国にいるようにコミュニケーションができない。夜型人間の国にあるような企業を見分るという余裕ができるともっといいだろう。

 現代は24時間化,シフト労働社会である。不規則で夜型の労働は,いろいろな健康障害を引き起こす。

 私は前職では午後3時半-午後4時半までの1時間が勝負だった。この間に記事を書いているのであった。最も集中力が必要な時間帯であった。こういう生活を続けると,やはりいろいろと不調なところが出てくる。そういう反省から,私は朝型生活をしていたし,朝型生活ができるような企業に応募した。

 


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