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英検準1級に出願した [英語学習(英検1級)]

 きょう終業後、英語検定の願書を郵便局から発送した。準1級を受験する予定だ。1次試験は来年1月29日、2次試験は2月26日である。

●英検を受験する動機
 私は就職活動の中で、「職務能力をハッキリ面接担当者に示す」ということが、いかに大事かを痛感した。いろいろと自己分析と反省を重ねると、私については、取材・編集の分野と、英語の分野、心身の健康について、さらに伸ばして、それについて、ハッキリと応募先に示すことが重要であった。

 英語の力については、英検やTOEICなどの上位レベルの資格がよい。私が持っている英語の資格は「TOEFL-CBT190」というものだ。TOEFLのスコアはわずか2年しか有効期限がない。私のスコアはこの有効期限を過ぎているのである。そのため、履歴書や職務経歴書に記すのがためらわれるものであった。

 このスコアはかろうじて上級レベルなのだが、自分自身で「英語力は上級レベル」だとは思えないし、それにふさわしい自信がない。英検はTOEFLとは違って、有効期限が定まっていない。資格を1度とってしまえば、いつでも堂々と履歴書・職務経歴書に記すことができる。また、応募先に「私は上級レベルの英語能力があります」とを示すのに最も良いのは「英検1級」であると自分で考えた。

 英検1級は難しい。そのため、今回準1級にトライして突破することで、基本を堅実に固めることを狙った。

 英検については中学校時代に3級を取ったので、2級からチャレンジすることも考えた。ところが2級の過去問題集をやってみると、80%ほどの正答率だった。そこで2級程度の実力はあると判断して、準1級からトライすることにした。

●面倒な申し込み手続き
 英検準1級の出願には、6,000円の受験料を書店に支払い、3cm四方の顔写真と50円切手を貼って、願書を封書で出すことが必要であった。デイタイムを仕事に取られているので、手続きに時間がかかった。

 3cm四方の顔写真をすでに用意していた。たいていの証明写真は3cm×4cmなので、3cm四方というのは特殊である。きょうは始業前、早朝営業している書店で、受験料を支払った。昼休みは予定があったので、郵便局には行くことができなかった。終業後、17時以降も開いている郵便局に行ったのだが、ハサミやのりが置いていなかったり、置いてあってもとても使える状態でなかった。

 コーヒーショップで願書を書いて、ビジネス・コンビニでハサミやのりを使って、願書に封をして、郵便局の窓口に出した。念のために、願書の裏表をコピーして取って置いた。

 我ながら神経質だなあと思うのだが、全部やり終わった後はとても安心できた。

 仕事中に喫煙室で散々タバコをふかしている社員がいたり、「ガハハ!」などと大声で笑って私用だか仕事だが区別がつかないような電話をかけている社員がいる。そのため、仕事中に会社のハサミとのりと切手を使って、願書を準備してもいいような雰囲気であった。よく考えると、もうちょっと「堂々と私用をする」という度胸があってもいいような気がする。ただし、私自身、そういうことが「イヤなこと」なので、やらなかった。

●音読・暗唱・記憶による英語学習
 NHKのラジオ講座「レッツスピーク」を10月ぐらいからMDを使って、通勤の間や、昼休みに聴いている。昼休みなどは大声で音読している。まったく恥ずかしい。

 ただし、私の英語の勉強法は机に向かって、あるいは、歩き回りながら、「音読する」「暗唱する」である。これがいちばん効果的だ。

 昼休みにオフィス街付近の公園では、ビジネスマンが太極拳や楽器を練習しているぐらいだから、英語を大声で音読していても、それほどヘンなことではないだろう。

 中学生の時に、トロイ遺跡を発掘した考古学者で実業家のシュリーマンの逸話を知った。シュリーマンは数十か国語を操る語学の天才として知られる。シュリーマンの勉強法は、音読・暗唱・記憶にあったという。下宿で大声で音読するので、やかましがられて、何度か大家に追い出されたという。

 英語の勉強も似たようなものである。「恥を捨てる」ことが大事である。人間の能力はさほど違わない。わずかな努力の差が勝負を決める。音読するかどうかで、実力の差が出るのである。

 読むほうについては、職場で編集責任者が「ガハハ!」と大声で笑って私用電話をかけていたり、喫煙室からなかなか出てこないときは、「BBC NEWS」のホームページを読んでいる。


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