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労働組合を教え導く [仕事を考える]

 労働組合が頼りないので、労働組合に対する、私のアドバイス8項目を次に挙げた。

1.労使の交渉や打ち合わせの時には、相手になめられるのを防ぐために、幼児言葉や若者言葉を使うのを止めて、正しい日本語で話すこと。
 だって(×)→しかし(○)、~じゃん(×)→~だ(○)、~じゃなぃ?(×)→~だろう(○)

2.労使の交渉や打ち合わせ時には、相手になめられるのを防ぐために、遅刻を止めて、約束の時刻の10分前に、所定の場所に到着すること。

3.労使の交渉では、相手の主張に対して、正しく反論すること。反論というのは、相手の根拠を否定したうえで、正しい根拠を示したうえで、正しい主張をすることである。
 「解決金のX万円は、会社が考える相場だ」という会社の主張に対して、「X万円は相場ではない。法律では、正当な解雇理由がない時は、民法628条によって、本人に年俸分のほかに、慰謝料、休業手当などを支払わなければならない。合わせると年俸分以上の金額なるが、労働組合が本人に減額を要請して、年俸分の請求に留めているのだ」(○)
 「X万円は、会社が考える相場だ」という会社の主張に対して、「相場はもっと高いはずだ」(×)

4.報告すること。自分が都合が悪い事情があっても、ごまかさず、ありのままの事実を連絡をすること。
 都合が悪い結果が出たから、約束の電話連絡をせずに、メールを出す(×)
 都合が悪い結果が出たが、約束は約束だから、電話連絡する(○)

5.労使交渉では服装に整えて臨むこと。相手が背広姿であれば、こちらも同等の服装をする。

6.労働組合事務所の中を整理整頓をすること。書類は整理してファイルすること。

7.私用と労働組合活動があるとき、私用を優先しないこと。労働組合の中で協力し合って、人を出すこと。

8.労使交渉や打ち合わせの時に、相手に不審に思われないようにするため、意味もなくニヤニヤ笑うのを止めて、真顔で臨むこと。

 以上のようなことをメモして、労働組合の委員長に手渡したら、どうだろう? 怒り狂うのではないだろうか。労使の交渉が遅遅として進まないことを委員長は「会社の意思決定が遅いから」と言い訳する。ところが私からみると「委員長が交渉の基本を知らないので、会社になめられているから」のようだ。

 2の遅刻は深刻だ。執行部員が、時間通りに来ることはめったにない。「時間がないのに、組合活動をしている」などと執行部員は言っているが、遅刻によってずいぶんと私の時間を奪っている。自分で指定した時刻すら守らず、全員が遅刻する。理由を尋ねてみると、外部の「印刷会社」に責任転嫁する。甘え体質にどっぷり漬かっているのである。

 ちなみに執行部員は、本人を暖房があまり効かない労働組合事務所で、待たせるのに、「あ~寒い! 寒い!」と寒さに耐え切れないような言葉を吐くのはいい加減にして欲しいものである。こちらは寒くて、外のトイレに何度も通っているのだ。このような甘え体質では交渉や打ち合わせの相手の怒りを買うだけで、ダメであろう。

 5の服うんぬん、というのは書記長のことを指摘した。編集者というのは確かに私服で構わない、と私は思う。ところが、ノーネクタイであっても、着崩し方というものがあるのではないだろうか? トレーナーなど休日の朝に寝て起きたそのままの格好のような姿で会社に来る。毎日である。労使交渉の会社側の相手は背広姿なのだから、これでは服装でもう、なめられてしまうだろう。

 8のニヤニヤ笑いは、委員長と古株の執行部員のことを指摘した。古株の執行部員と委員長は上司と部下の関係だったらしい。私からみるととても仲が良さそうである。仲が良いことは誠に結構だが、ニヤニヤ、ニヤニヤ笑っているのは、ちょっと変である。少なくとも労使交渉や私と打ち合わせするようなときは、我慢したらどうだろうか?


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