負けず嫌い [日ごろのこと]
医療機関から夜、電話があって、健康保険が効かない分についての、請求書を送るという。私は疲れていることもあって、正確な金額を聞き出した後、請求書を早く郵送してくれるように頼んだ。ところが電話を切って、あれこれシステム手帳への書き込みを調べてみると、納得がいかない。健康保険が効かないなどという説明は、医師や看護師からはまったくなかった。電話を掛け直して、医師との意思疎通があったのかどうかについて尋ねると、「それはありません」との答えだった。
そこで私は、「保険が効かなくなることについて、契約や規定があるはずですが、それを根拠にお支払いしたい。納得がいくケースに限って、お支払いします。調べてみると、私はそのようなものを前もって渡されておらず、手元にはありません」と率直に言った。すると相手は急に弱腰になって、「請求はしないことにします」と引っ込めた。
請求しようにも、その根拠は書面として、存在しないのである。また、請求金額を計算しようにも、前もって示していないのだ。根拠がないものについては、支払うことはできない。これは、私のポリシーである。
こんなところで勝負しても仕方がないものの、私自身、もともと、きかない性格で、負けず嫌いな点があることを思い出した。今回の件とは直接関係がないが、訪問販売のセールスを断るのは、私は大の得意である。
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