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元気になる [日ごろのこと]

 ここ2か月で5回も失恋の地を再訪した。週末に行くと翌週はなぜか元気になる。

 失恋の地とはいっても学生時代の4年間を過ごしたのだから、疾風怒濤の地ともいえる。

 例えば家庭教師のアルバイトだって私は1回1回真剣にやった。風邪で休んだこともなかったはずだ。不登校の中学1年生を教えるのに小学校5年の教科書からやり直したのである。

 時給が良いが真剣でない小学生の家庭教師は自ら断ったことがあるほどだ。

 勉強だって真剣にやった。少なくとも学年の中でいちばん図書館を利用しただろう。後輩2人に「いつも図書館で見かけた」「あれほど勉強しなければ新聞社の内定をもらえないものでしょうか」などとゼミ文集に記されたものだった。卒論以外に2論文を書いた。

 恋愛も真剣だったが力が及ばなかった。そして私にとっていちばん結ばれるのが難しい女性だったのかもしれない。

 全体を捉えると、後悔するようなことはそれほどないように思える。当時、頑張れたことは頑張れたのだろうし、器用さが不足していたのかもしれないが、真剣でないというふうなことはなかった。全力を尽くして駄目だったことは後悔の対象にならない。
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