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貯蓄は増加に転ず [勤倹貯蓄]

 新年度の配転後のストレス、費用などを考え、仏語、英語の授業を受けるのを止めると、年20万円以上、節約になった。ハラスメント対策などのための費用も掛かり、これまで貯蓄は横ばいだったが、ここ数か月では増加傾向に転じたのでほっとした。家計簿を毎日つけているが、忙しいと疲れて寝込み、忘れてしまって空白が続くことがある。

 出張のときなど、何を買ったか、忘れてしまう。この間も出張から戻ってしばらくして、家計簿をつけると1,213円の差額があった。1,000円はどうやら、後輩に飲ませたときの費用が5,000円でなく6,000円だったからのようである。残りの213円が分からない。発生日は特定できた。レシートがないので、レシートをなくしたか、レシートが出ない何かを買ったのだろう。忙しかったり、疲れていたりすると、少額の費用まで思い出せない。

 家計簿をつけない日があるくせに、つけはじめると完全につけようとし、少額の費用でくどくどと考え込むの嫌だなと、少し自己嫌悪になった。213円は「不明金」とした。

 私はできる限りその場で決済(現金決済)で、かつレシートをもらう。自販機はレシートが出ないので、なるべく使わないようにしているが、止むを得ないときはその場でメモをする。レシートが出ない店があると、少し困ってしまう。レシートは会社の立替金、年末調整対象の医療費などを除いて、その日のうちに捨ててしまう。

 私は無職だったことがあるから、貧しさの恐ろしさを知っているつもりである。本多静六の言う、貯蓄の雪だるまの芯は既にできていて、静六が説いたように雪だるまのように少しずつ大きくなっている。

 私がハラスメントに負けないのも、この貯蓄のおかげである。本多は貯蓄の増加を「上り坂」と称した。上り坂を上っているのか、下り坂を下っているのか。生活を質素にし、真摯に仕事をして、貯蓄を増加させると、上り坂を上っていることになるのだ。気分も前向きになる。家計を考えて、モノやサービスを購入するのを躊躇するのは恥ずかしいことではない。金銭は管理になじむ。なお私の場合、知識労働者と思っているのだが、仕事が倉庫作業などハラスメントとなっているので自分の力を発揮できない。本多静六などどう忠告するのか、恐らく同業の会社に転じよと言うのだろうかと考えてしまった。
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