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経営に関心のない代表取締役 [仕事を考える]

 MBAでは中小企業の後継者が何人かいた。尋ねると3代目、4代目といい、在学中に代表取締役に就任したり、MBA終了後に代表取締役に就任したりしていた。お坊ちゃんとも言えるが、営業の最前線に投入されたりしている。この間、用事があって朝いちばんに会社に電話を掛けると、いちばんに電話に出ていた。帝王教育なのだろうが、そのように育成されているのだろう。

 それに比べて、わが社の代表取締役は社長室におらず、総務部に座りっぱなしである。トップ営業に行くてもなく、社内を回るのでもない。他社の担当者や代表取締役がやってきても、場合によっては接客に行かないらしい。こいつおかしいんじゃないかと思ったが、考えてみれば彼は経営に関心がないと考察すると、納得がいくのである。経営に関心がないから、営業にもいかないし、社内の様子も見ないし、来客対応もしない。経営に関心がないから、営業損失に転落したのである。

 彼は200百万円の負債の連帯保証人だから、営業損失、倒産の最終責任を血であがなうのだろう。
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