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鉄道事故に遭うと PTSD? [社会を考える]

 思い返してみると,日比谷線事故後の体調は思わしくなかった。メモをしておくと,


 ① 風邪などを引きやすくなった。
 ② とても体がだるい。早く寝て十分に睡眠を取っているのに昼間眠くて横になりたくなる。
 ③ いらいらする。気持ちが不安定であった。
 ④ 寝付きが悪い。


 などがあった。よく考えてみるとPTSD的な症状である。今はそういう症状はまったくないが,以上のような症状は1年以上も続いた。JR西の福知山線事故に遭った人はおそらく似たような症状があることだろう。私は足が千切れそうな人に応急手当をしたり頭が割れて脳が見える重傷者などを見たりしていた。医者に相談しても医者はPTSDのことなどはまったく分からないのでだめである。

 治療についての1つの提案として,自然の中で汗をかくなどがいいかもしれない。私はやれなかったが・・・・・。畑をスコップで耕したり,手で草取りしたりするのである。何となくそういうのが治療になるような感じがする。心身を自然の中に慣らして,リズムを作り,心身を鍛えて,意志を強くするのである。意志の強さ,弱さという問題があるだろう。あとは動物との交流である。ペットなどはいいかもしれない。私はイルカやペンギンなどの水の生き物が好きなので,水族館に見に行った。ペットの猫の世話もよくした。動物は無心なので,癒されるのだ。どうも人間で癒されるということはなくって,困ったものだったが・・・・・・。

 


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会社を辞めた理由 [社会を考える]

 私の書いた記事の1つに,広域ごみ処理施設の建設予定地を写真つきで,正確な位置を報道するものがあった。5つの市町村のごみ処理施設を新しく巨大なものを建設するのだ。70億円以上かけてやる工事である。

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ココロ主義批判 [社会を考える]

 心の時代などと,河合隼雄(文化庁長官,元京都大教授)が強調している。河合隼雄の本は一時期かなり売れたという。彼が作った臨床心理士などの資格を目指している人も多いことだろう。 

 私はかつて,河合隼雄がいちおう名前だけの名誉顧問などをしている学習サークルに短期間だが,在籍していたことがあるから,批判するのが気がひけるが,本人はもうジイサンなのでいいだろう。

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背骨がない日本人 [社会を考える]

 高校時代にある若手教員がこんなことを言っていた。

 「東京では,ラッシュのときに,頑張ってつり革につかまってふんばっていたら,とても疲れるんですよ。乗客は前に傾いたら前に,後ろに傾いたら後ろに,流れに任せて,互いに他人につかまっている。傾いた先には誰かが押しつぶされているんでしょうね」

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ベトナム戦争とイラク戦争 [社会を考える]

 べトナム戦争というのはいつ始まっていつ終わったのかよく分からない戦争である。私も図書館に籠ってよくよく調べたことがあるが,はっきり言っていろいろとごまかされている戦争であった。南ベトナム政府に米国政府が軍事顧問(military adviser)を数千人も送って,戦争に介入していたのだが,ベトナム人民解放軍の抗戦が非常に強く,最後は国際世論の盛り上がりで,米国は負けてしまう。その当時,公平中立と自分で主張しているNHKでさえも,ベトナム人民解放軍のことを“ベトコン”と呼んでいた。

 イラク戦争も一応は終結したのだが,米軍は地方を掃討したり,住民を虐殺したり,刑務所でリンチをしているためか,都市への爆弾攻撃が続いている。したがって,この戦争もいつ始まっていつ終わったのか分からない戦争のようだ。ちなみにNHKは抗戦している人々を“テロリスト”と呼んでいるが,これもベトナム戦争時の“ベトコン”という蔑称にちなんでいるのかなとさえ思う。おそらく将来,正式な歴史本にはこの“テロリスト”には名前が与えられるだろう。

 デイビット・ハルバースタムという人は『ベスト アンド ブライテスト』(the best and the  brightest)という本で,ケネディ大統領のもとに集まった人々がどのようにしてベトナム戦争を導いたのかを描いている。米国で最も優秀で,最も賢明(the best and the brightest)とされた人たちがいかにして大きな政治的失敗を犯すかということが,描かれている。つまり,米国のエスタブリッシュメントの傲慢さが,戦争の原因だったとするのだ。残念ながらこの本にはケネディ大統領の暗殺の背景については,書かれていない。

ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて

ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて

  • 作者: デイヴィッド ハルバースタム
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 1999/06
  • メディア: 文庫

 戦争を導くためにケネディを暗殺したのだと主張するのは,ジム・ギャリソンである。ギャリソンは軍人上がりの地方検事だったが,軍隊的規律の正義感を持っていた。彼はケネディ暗殺のかどで元CIA職員たちを起訴する。関係者が次々と暗殺されたため,有罪にすることはできなかったが,それでもケネディ暗殺に問題提起をしたのである。

JFK―ケネディ暗殺犯を追え

JFK―ケネディ暗殺犯を追え

  • 作者: ジム ギャリソン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1992/02
  • メディア: 文庫

 水戸黄門ではないが,越後屋との癒着の結果,代官が悪事を働く。代官の悪事を暴こうとすると,口封じのために,関係者が亡き者にされたのである。権力というか,エスタブリッシュメントというのはどこの世界でも同じことをしているので,私は水戸黄門を見ると,しみじみと社会の真実を感じたりする。

 なお,エスタブリッシュメントというのは,国家や社会における支配層のことを指す。米国では東部の政治や経済を牛耳っている人たちのことである。日本では官僚や政治家,経済人やその血縁,閨閥などを指す。小泉純一郎などは大学在学中に婦女暴行事件を起こしたのに,政治力でもみ消したなどという疑惑が報道されるほどロクデモない奴なのに,どうして総理になれるんだと,いろいろと不思議に思う人は多いが,エスタブリッシュメントの世界というのはそういうモラルのない,きわめて利己主義的な世界である。

 
 

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