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混乱する通勤交通費支給 [仕事を考える]

 先日、給与が銀行口座に振り込まれた。すると会社の経理部門から、仮払いを受けた通勤交通費に相当する額を現金で返済するように指示を受けた。

 ところが、通勤交通費の仮払いを受けるときに、「仮払い分の通勤交通費については当月分の給与から控除されます」とあらかじめ説明を受けていた。私としては銀行口座振込みの前に、すで控除されているものと思っていた。そこで、詳しい説明を受けることになった。

 交付された給与明細は、中途入社ということもあって、先月分と今月分の給与を合計して、今月分の給与としているため、非常に複雑で分かりにくいものになっていた。当の経理部門も分かりやすく説明することができなかった。挙句の果てに「外部委託していますから」などと言われた。納得できないので、電卓と給与明細の記録を求めて、30分間ほどあれこれ計算して、問題を明らかにした。

 結論として、「仮払い分の通勤交通費を当月分の給与から控除されます」という説明にもかかわらず、控除されていなかった。そこで私は現金で支払った。

 給与の一部を現金で返済せよというのは、ちょっと不見識な話である。複数の経理部門の社員が、人の給与明細を広げて、あれこれ計算しなければならないというのも、なかなか不愉快であった。私は非正社員なので、給与が同年代の社員よりも低く抑えられているし、賞与はない。

 私が通勤交通費の仮払いを受けたのは、経理部門の申し出がきっかけである。こちらから仮払いを求めたのではない。理由としては、毎月の給与支給日が社員に比べて、大幅に遅いことにあるのだが、どうもこれについて改善するということはないようだ。

 また一方で、経理部門は通勤交通費の計算が不慣れらしくて、過去に私に2度も多く手渡そうとして、こちらが計算し直して指摘しなければならなかったほどである(まあ、もらっておいても悪くないが・・・・・)。

  これはやはり給与支給日について、社員と差別しているのが、混乱の原因である。

 また反省してみると、私としても、「通勤定期券を自分で立て替えて購入するのは、バカバカしい」という気持ちがある。

 会社員である以上、自己負担しなければならないものが多い。業務の勉強のために自己投資することもある。私自身、実際、そのようにしてきた。にもかかわらず、以前の会社には、裏切られた、という思いが私にはある。だからこそ、「バカバカしい」と思ってしまうのである。

 ここでは気持ちを変えて、1か月分余分に通勤定期を立て替えて購入して、混乱の通勤交通費仮払いを受けなくて済むようにすればいいだけである。


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