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製薬会社のマーケティング [社会を考える]

 MBAで英文の製薬会社のマーケティングのケースを読むことがあった。製薬会社というのはメーカーで、同一の商品を世界中で販売する。スマホなどの商品とは異なり、国や地域ごとにカスタマイズするということはしない。生活様式や言語が異なっていても医薬品は構わないのだろう。

 マーケティング上、障壁になるのは国の規制(医薬品に対する許認可、広告規制)やチャネル(医師、病院、患者の在り方)などである。東アジアでも条件が異なり、韓国は許認可権を持った医学者へのアプローチ、いわば接待攻勢が効くらしい。日本は許認可権が強く、マーケットも大きくて、他社との競争もあり難しいということが分かる。

 医薬品は特許権が切れるのが早く、ジェネリック医薬品に追い上げられることがある。研究開発費が膨大なのに競争が厳しい。大変な業界という印象を持った。
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