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売上急減 [仕事を考える]

 6月の集団退職もあり、物販部門が混乱している。

 かつて物販から追い出した中年女性を昇進させた上で異動させたり、リストラ部屋に入れてようやく追い出した元取締役を呼び戻したり、中途採用者を入れたりした。しかし11月にはこの中年女性を更迭するらしい。昇進させてやったのに売上減に歯止めを利かせられなかった責任を取れというのだろう。

 物販は1990年ごろから始まったようだが、営業利益が出ているのか出ていないのかよく分からない。まず仕入れ管理ができていない。行き当たりばったりで仕入れているようである。そして在庫管理ができない。死蔵在庫が発生している。また取引に次々と特例を設けてしまい、売掛金が増大したり、貸し倒れ損が発生したりしている。業界の大物と言うと、商品をやってしまったり、売掛金の回収をしそびれたりするのである。そしてそうした業界の大物が多過ぎるのである。

 幼稚で怠惰なことを繰り返していると、業界で伝わるものである。問題顧客の所に代表取締役が謝罪に行くことになった。1年以上も売掛金が溜まっている顧客の所へ何と謝罪に行くのだという。代金を請求したからというのが理由である。

 物販部門の請求にはそもそも弁済期、すなわち支払期限が設定されていない。営業ならばまず納入が先で、支払期限は1か月後であろう。ところが特例が多くて、年に1回というところがあるらしい。問題顧客は1年に1回の支払いである。

 物販部門と問題顧客とのやり取りの間に、カメラマンがフィクサーのように振舞い、この問題顧客の意向を代弁して、物販部門を揺さぶっていた。問題顧客は問題社員と癒着している。

 物販部門はパンドラの箱である。営業改革するのは実に大変であろう。営業改革を始めると、返り討ちに遭うだろう。

 こうしたときは冷静になって、中長期的にどうなるだろうかと予想しているのがいいかもしれない。会社は繰り返しが多い。同じ愚を繰り返す。進歩がないのである。猿の惑星である。あほなんじゃないかと思う。

 だから集団退職が再び起きるのではないだろうか。恐らくは中途採用者の2人が相次いで退職する。そして次の中途採用者はなかなか決まらず、決まってもさらに短い期間で退職するのではないだろうか。人間がなかなかいつかない部門となってしまうだろう。売上はさらに落ちる。そして狭い業界だから、様子を見て競合が在庫を買いたたきに来るのではないだろうか。そして最後は叩き売りしてしまうのではないだろうか。
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