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競争心や嫉妬心 [日ごろのこと]

 仕事は淡々とやればいいのに仕事の最中に競争心や嫉妬心をむき出しにするような人たちがいて、驚くことがある。何かが刺激したのだろう、ひょっとしてこちらにミスがあるのかもしれないと思いあぐねることがある。

 以前、首都圏にある大規模なビジネスコンビニでPCを借りて、英文履歴書をプリントアウトして受付で受け取ろうとすると、受付の若い女性に嫉妬の鬼のような目で睨まれたことがあった。オフィス街の真ん中にあるのだから、外資系サラリーマンも英米系の外国人も利用するだろうにどうしてだろうかと奇妙に思ったことがある。競争心や嫉妬心など悪念が沸いた人たちは悪相になったり、言動がおかしくなったりして、必ず分かりやすく表示されるものである。上記の場合はA4版のペーパーの2,3枚が原因ということになる。

 人間は何にコンプレックスを抱いているのか分からない。刺激するのは痩躯か肥満か、収入の程度、容姿の醜悪など、皮相的なことがほとんどだ。平均や中央値と大きく異なるのに、小さい組織や隣近所の中での比較が重大なことがある。コンプレックスをむき出しにするのはいわゆる小人物であり、小者だからこそコンプレックスで競争心や嫉妬心が強く沸くのかもしれない。強いコンプレックスを抱いた小者の言動は不合理なことがほとんどだ。効果的でないのである。

 もう少し検討すると、「そんなことで競ったり嫉妬したりするのではなく、あなた自身の固有の問題である〇〇をさっさと解決したら?」と気付くことがある。もちろん初対面で〇〇は分からないのだが、〇〇というのが本来彼らがやるべき、ごく基本的なことで既に指摘されていることでもある。いわば基本的な彼ら自身の問題が別の事柄で強いコンプレックスを発生させている。

 言ってみれば生ごみをごみの日に出さないから、家の中でハエが発生して飛び回っているという状態であり、訳も分からず、ハエがない家に競争心や嫉妬心をむき出しにするのである。もちろんハエも問題だが、いちばん重要なのは日ごろから生ごみを出すという習慣で、本人も分かっているのである。

 「我日に三省す」であり、自分を顧みると悪心を抱かない生き方が見えてくるものである。自分自身のことは自分自身で始末するしかない。嫉妬心や競争心をむき出しにしていると、幼稚な小者と評判を低下させ、良友が離れていくだけである。
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