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宗教的存在としての人間 [社会を考える]

 人間はそもそも宗教的存在と言えよう。人類にとって宗教を信じているのは自然である。こうして言い切ると、無宗教者に反発を食うかもしれない。しかし人類の長い歴史を考えると、時代を超えて続いた信念は信仰であり、そして時代を超えて続いた組織は宗教組織である。

 そう考えると、現代、カルト宗教が強い影響を持つことがよく分かる。無宗教者のところへ、カルト宗教がやってきて信仰を与え、金銭も巻き上げる。無宗教者には免疫がないのかもしれない。予防策としてはカルトでない宗教を信仰することであろう。

  宗教というのは人生の矛盾を説明する理とも言える。苦しいとき、神仏の言葉を聞きたくなるのは自然なことである。

 祖先を考えてみよう。宗教に熱心な者はいなかっただろうか。私自身を考えると、神道系、仏教系のどちらの祖先もいる。遺伝子を考えると、私自身が神仏を信仰するのはそんなに不思議なことではない。

 宗教に金銭や時間を費消するということはないが、有害でない宗教を信仰することによって、カルトを避けることができるかもしれない。
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