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ごみステーションに産廃その2 [日ごろのこと]

 私の要請を受け、管理会社は翌日、捨てられていたコンクリート製重りを撤去した。それはそれで成功なのだが、片付けられた後をよく見ると、さらにもう1つ重りがあった。要請のとき、不法投棄らしい重りが2つあると言えば良かったのだが、数カ月以上そこにあったものらしく、私が気付かなかった。

 再び管理会社に要請した。すると管理会社はこの重りも見ていたらしく、設備なのか捨てられているものなのか分からないと疑問を呈した。そこで私は仮に設備ならば今あるところは明らかに不適切なので保管してほしいし、不法投棄ならばそれなりに対処してほしいと、場合分けして要請した。そしてこの重りが使われていたことろを見たことがないので、恐らくは不法投棄ではないかと自分の考えを言った。管理会社は物件所有者に確認の上、移設するなどすると約束した。

 第1の重りは私が隣の物件の歩道上で見掛けたものだから、隣の物件の管理人が捨てにきたのだろう。2つ目の重りは反対隣の物件で現在、使われているものと同型だから、そこの件の管理人が捨てにきたのだろう。産廃を処分するのは手続きも面倒で費用も掛かるので、闇に紛れて同業者に押し付けたのである。めちゃめちゃである。

 近隣の物件の管理人は不法投棄する犯罪者であり、こうした犯罪者はずるい性格で、不法投棄という重犯罪だけでなく、再犯するだけでなく他の軽重の犯罪や不法行為を犯す蓋然性が高い。またこれまでもやってきたと考えなければならない。ろくでもない人たちである。

 日本社会の貧困化、新自由主義もあるだろうが、実はこうしたろくでもない人たち、ろくでもない法人は予想を上回って多く、場合によってはろくでもない者たちに囲まれていたということがある。そうすると、本業を正しくやろうとすると、妨げばかり発生する。

 しかしろくでもない者たちを滅ぼそう、いわばいきなり追い出したり、解雇させたり、逮捕してもらったりしようと思ってはいけない。例えば海軍でも領海侵犯船に対して、まず停船命令を出したり、威嚇射撃をしたりして、段階を踏んだ上で本射撃をするだろう。ろくでもない者たちには撃沈可能だぞと砲身を見せつつ、段階を追って対処することが有効である。しかし残念なことに本国の領海侵犯を諦めさせると、彼らは他国に領海侵犯をし始めることがある。社会全体としては悪が残ってしまう。

 ろくでもない者というのはこうしたどうしようもない、治らない、本当はその場で即、撃沈すべき社会悪である。しかし防衛本能から反撃も激しいから、こちらが無傷にいるためにも戦わずに勝つのが上策である。正義感が同時に自分自身の身に危険を及ぼすというのはこういうことである。いわば悪と交渉するのであり、それは間接的なほうがよい。

 悪とは共存ができない。しかし間接的に操作して矢面に立たないようにしたり、悪に痛い目に合うかもしれないという不安を抱かせたりして、遠ざけるということは可能である。
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