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経営資源の天意 [仕事を考える]

 会社では2021年度、集団退職があり、社員や元取締役の計6人により新会社ができた。集団退職時、どうやら商品が持ち出し、新会社で販売したらしい。盗品の転売である。会社は未だに刑事告訴はしていない。年月が経ちすぎていると言えるが、刑事告訴すれば任意で事情ぐらい聴くだろうから、新会社を実質的に経営不能に陥れることもできるだろう。管轄署に赴いて申告すればいいだけなのに、それをしないのは経営陣に何らかの負い目、弱みがあるからなのだろう。

 商品の在庫管理をきちんとしていれば被害も直ちに分かったのだろうが、在庫管理が従来からめちゃめちゃだったのである。経営者が管理会計も分からず、在庫管理も分からないのである。

 人間というのはAIでないのだから、人格、言動が重要である。善悪の判断がつかない経営者には善悪の判断かつかない従業員が寄ってきて、こうして業務上横領が起きてしまう。従業員は経営者をよく観察しているものである。

 まさに天意が程度の低い経営者には程度の低い経営資源を与えた。弱将のもとに強兵なしというわけである。
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