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馬鹿ほどおしゃべり [仕事を考える]

 売上高が下がると業務量が減り、人員が過剰気味になる。例えば元々2人でやっていた仕事を3人でやるようになる。販売不振なのだから営業に配転したり、あるいは直接減員したりして、何とか営業利益を確保するのがいいだろう。しかし会社は必ずしも合理的に行動しない。営業損失を出しても、ギャッハッハと爆笑する中高年のおばさんたちを放っておくのである。あほかと思うのだが、経営者もあほを続けていたから、注意すらできない。その程度の経営なのである。

 営業損失を出し続けると、融資元の信用を失い、ついには負債の責任を取らされるはめになるはずだが、法的なことを知らないので行きつくところまで行きつく。同級生の銀行員に尋ねると、中小企業の経営者を必ず自己破産まで追い込むという。社会のおきてというものらしいが、わが社の代表取締役はそうしたリスクはあまり考えないらしい。

 株式会社というのは無責任体制である。そうしたところへ金融機関は代表取締役に経営の責任を持たせるため、連帯保証契約を取るらしい。そうでもしないと経営の責任を持たないのかと何だか変な気持ちがするが、幼稚な人物とういうのは多いのである。 
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