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不用意に笑うな [仕事を考える]

 笑顔は重要であろう。しかし営業では不用意に声を上げて笑ってはいけない。いわゆる反社会的勢力や関係がある人たちが耳にしているかもしれない。面罵ととらえられ、あるいは敢えて面罵と受け取り、俺を馬鹿にしているのか、あるいは俺の仲間や親分を馬鹿にしているのかと絡まれるかもしれない。仕事上、あるいは人生上、隙となり、命取りである。だから哄笑するのは不特定多数がいるところでは要注意である。顧客ばかりいるところでも要注意である。

 電話で話していると、背後でギャハッハー! ギャハッハー!と哄笑が聞こえる。もうそれだけで交渉は失敗である。断る理由になるものだ。

 上記は実は勤務している会社なのだが、いろいろと交渉、営業がうまくいかないらしい。当たり前である。それもそのはずで、複数の図太い中高年女性たちが男笑いしているのだから、電話での交渉は必ず失敗するであろう。代表取締役もギャハハ! ギャハハ! ギャハハ! ギャハハ!と声を上げることがある。営業損失に転落させた犯人である。

 微妙なところで成約できなかったり、解約されたりするものだ。仕事や成果というものは実は微妙なものである。営業利益率というのは大抵3%ほどではないか。

 声を上げて笑う人は微妙な仕事をしたことがないのであり、代替可能な作業をやっているにすぎない。現実を知らず、あるいは現実を侮っているのである。だからこそ重要な仕事をしていないか、任されないのである。声を上げて笑ってもどうでもいいところにいるのである。
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発熱なしの風邪 その2 [自分の身体は自分で守れ]

 私の風邪は大抵、1回は葛根湯でごまかすことができる。しかし日数がたつとごまかしきれなくなって、やはり風邪になってしまう。どういうルートをたどろうと、結末が風邪なのだから、葛根湯でごまかすのは止めたほうがいいと思ってしまう。

 体力があるためか発熱はない。症状が軽いのである。耳鳴りか、下痢や腹痛か、頭痛になる。発熱があればだるくて内科まで行きたくないし、発熱がなければ内科にかかってもかからなくてもあまり変わらない。

 風邪は過労気味のときにかかるので、複数の予定を控えている。これが問題である。これまでの人生経験から、こうしたとき思い切って「全部をキャンセル」することがいちばん重要である。外出をしないのである。

 今回も2つの予定があり、電話を掛けて全部をキャンセルした。仲間に任せたり、どうしようか逡巡しり、何となく悪い気がする。義務感、罪悪感、コスト意識、機会損失ということが頭をめぐる。

 しかし風邪のときはあれこれ考えても良いアイデアは出ない。上手くやる、要領ということを思い切って捨てる。素直にキャンセルする。風邪という事情は誰にでも生じるのだから、正直に理由を示して理解されないことはない。

 全部をキャンセルすると、心に余裕ができて、かえって治りが早くなり、1部の予定はやれることが出てくる。今回も3日連続で午前も眠り、午後も眠り、夕方からも眠り、夜も眠ってしまった。
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