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体臭の件 [日ごろのこと]

 今週は70歳台の嘱託者の男の体臭がきつくて災難であった。座席の距離としては3m以上離れている。社屋は新築して3年目で、換気設備の点検もされているから、換気の不具合はないはずだ。しかし甘酸っぱい化学臭が強くするのである。これほど強い臭気、しかも化学的な刺激臭が身体から発せられるのは異常である。

 もちろん体臭の発生源は分かりにくいが、彼が離席すると体臭が消えるので、彼が原因であることが分かった。これまでも何となく変な臭いがすると気付いていたが、今週は原因が明確となった。

 日を増すごとに臭いがきつくなった。しかし彼自身も体調が悪いのか、週末は有休になっていた。すると今度はやはり甘酸っぱい化学臭を30歳台ぐらいの派遣社員の女性が発しているのに気付いた。彼女とは2m以上離れている。彼女は時折、自席から離れた所で仕事をするので、臭いは低減することもあった。

 社屋外で深呼吸したりした。気持ちが悪い。

 人間が化学臭を発して、しかもそれが数m離れたところでも察知できるというのはどういうことだろうか。しかも70歳台の高齢者と、30歳台の主婦らしき女性が程度の違いがあれ、同じ臭気を発するのである。冷静に観察すると、2人とも仕事にストレスを抱えている。前者は実質降格されているし、後者は嫌々仕事をしている。また体調も悪そうだ。前者は加齢や不摂生で体調が悪そうである。後者は生理かもしれない。

 ネットを検索してみると、こうした異常体臭が話題になっている。何とホルムアルデヒドを検知できるセンサーで計測できるそうである。通販サイトで検索すると、他人の体臭計測で購入したというコメントが複数掲載されているから、こうした現象は国内であちこち発生しているのだろう。

 当面の対策をあれこれ考えてしまった。雇用というのは継続的で、嘱託者の高齢者の物凄い体臭がきつくて席についてられないから通勤するのを止めるわけにはいかない。またアンタ、臭いから会社に来るなというわけにはいかない。本人も困るというものである。しかし家族等など同僚以外から既に指摘があると思われる。

 当面の対策としては①1,2時間に1回は社外で深呼吸する②竹炭マスク③小型ファンを設置④脱臭機や竹炭を設置⑤帰宅したら風呂に入ること⑥洗濯できるものは洗濯⑦洗濯できないきない上着等は戸外で干して脱臭である。

 もちろん街中でも化学臭がする。誰が発しているのかは分からない。屋外では感じないが、屋内では感じ、地下街では強いようである。

 こうした異常臭は社会問題である。臭いがするよとは社会通念上言えないし、本人も何とも言えないだろう。

 化学臭がするなど、とんでもないことで健康に深刻な異常があるのだろう。身体というのは自分自身のものであり、どのように処分するのかというのも自由である。化学臭のする者はそれなりにそのように処分した結果、このような異常事態を招いたのだから仕方がないことである。
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