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へらへら笑いを問い正す [日ごろのこと]

 園児のバス下ろし忘れ死亡事故で、経営者や職員らが記者会見でへらへら笑っていたことがニュースになっていた。経営に真摯さが欠如しているのである。

 仕事というものを顧みると、仕事というのはある意味、微妙な所がある。相当の注意をしなければ安全にはできない、または成果が出ないということがある。仕事というものは本当は命がけなのである。自分の生命が掛かっていることもあるし、顧客の生命が掛かっていることもある。リラックスしてできるということはない。

 仕事の真摯さが欠けているのは恐らく、エラーが隠ぺいしたり、言い逃れしてきて、許されてきたという長年の成功体験があるのだろう。顧客や関係者がお人よしなのである。

 へらへら笑いは仕事の真摯さのバロメーターで、へらへら笑っている奴がいたら経営者でも高齢者でも女性でも未成年者でも、警戒しなけばならない。仕事を土台から壊す要素なのである。

 へらへら笑われたら「何でおまえ笑っているんだ! 不愉快だぞ」と現行犯で怒鳴りつけてやるといいだろう。ひどく驚かれたり、涙ぐんだりされたりするものだ。効果的にトラウマを与える。また答えも冷静に尋ねる。そしてそれを管理する必要もある。へらへら笑いは習慣だから必ず再発する。例えば3カ月ごとに怒鳴りつけるなどである。「おまえ〇月〇日にも怒鳴られただろう。また笑ってんのか」などである。もちろん、故意に怒鳴るということが得意でないなら、やめたほうがいいが。

 しかしこうしたことは暫定的なマネジメントだから、大局的に見て最善なのは取引先を変更したり、かかわりあいを断ち切ることである。真摯さが欠けている者と取引しないことである。
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