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消費税と経済成長 [社会を考える]

 失われた20年の原因は消費税という説があり、もっともと納得してしまった。日本やEUが経済成長してこなかったのは消費税が原因らしい。経済成長しないのだから、投資が控えられ、雇用が低下し、人口減少する。アメリカには物品税があるが、消費税はない。

 消費税というのは株式会社など事業者に対して、売上に応じて賦課する税金であり、仕入で支払った税金は免除される。営業利益や経常利益など利益に応じて賦課する税金ではない。ましてや消費者に課する税金でもない。本質は売上税である。トランザクション税と言ってもいいかもしれない。事業者の販売や仕入にいちいち税金を賦課するのだから。

 顧客に価値を与えて売上を得、営業利益を得るのが事業活動である。税金が営業利益に対して賦課するならわかるが、売上の段階で税金を課するのだから、まるで経済活動に対する罰金である。経済活動をしないほうが税金を免れるのである。

 このようなおかしな税金を導入し、税率を上げることによって、消費は低迷し、経済成長を抑制してきた。消費税の徴収総額は上昇している一方、所得税や法人税の徴収総額は下降している。

 また輸出大企業は消費税還付を得ている。実質輸出補助金である。大企業の株主配当も増加しているから、日本では消費税によって日本の未来を差し出し、外国人投資家に金銭を与えている。

 消費税は亡国の制度である。ナショナリズムを標榜する自民党や財界こそ消費税に反対すべきだ。い。実際、シャウプ勧告で敗戦後日本に消費税が導入されそうになったとき、財界の反対で見送られた歴史があるらしい。高度経済成長が実現したのは当時の財界の慧眼のためである。
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マスキング [社会を考える]

不快感を与える職場の中高年女性
 職場では中高年女性の哄笑爆笑の私語が続き、内勤者として不快である。彼女らは顧客への文句、社員の噂話、私生活などを題材にして、ずっとしゃべっている。ずっとしゃべっているので、業務ミスやクレームも連続的に発生していて滑稽でもある。

 不愉快をそのままにせず、冷静に分析してみると、私語がうるさいでなく、見苦しいということもある。彼女らの行動や外見を気持ち悪いと思っている。

 彼女らの健康面から分析してみると、4人のうち全員が程度の差があるが肥満者である。3人は腰などが故障しているようだ。それなのに廊下を走る児童のように職場内をバタバタ、バタバタと走り、しかもサンダル履きである。足腰が弱っているのでときどきつまづく。1人は毎夕飲むアルコール依存症者のようで、顔が浅黒く眉間が険しく、不潔な感じがする。いわば全員が外見からして医師でなくても明確に不健康であることが分かる。

 行動面から分析してみると、4人とも整理整頓ができないらしく、机上が整理されておらず、1人はもうごみ屋敷のようになっている。肥満していることを気にしているらしく、痩せてみえと信じている黒色系の衣服を着てきたり、若作りの衣服を身に着けるようだ。もちろんこうしたファッションは場にふさわしくなく、また似合ってもおらず、むしろ見苦しい。

 そもそも哄笑爆笑で下品さを大アッピールしているのだから、彼らの美醜を問うところまで行かない。美醜がどうあれ、さらに何を着ていても愚か者、馬鹿者とみなされるだろう。

マスキングの効果
 彼女らがこうした愚かな状態になっているのは、はっきりと経営を打ち出せない条件下で、もともとあまり質が高くない人材からなる集団であるからだろう。品がなく健康度が低いと、嫌悪感を抱かれても仕方がないことであろう。私の感覚は正常だろう。

 なお机ごとにパーティションがあるのに中高年女性の顔が見えるのはどうしてかと考えた。愚か者の顔を見たくないのである。彼女らはいずれも背丈があまり高くないが、中にはなぜか椅子を高くして座っていた。床面に足を着けずに座っているらしい。頭から上がパーティションより上に見えるのである。

 どうしたらいいかしばらく考えた。自分の机のパーティションの上に厚紙で継ぎ足して高くしてマスキングすることにした。

 小学生のころ、男子がいると集まった女子たちが意識的にか無意識的にか騒ぐということがあった。幼稚なのだが、こうした中高年女性は愚かなので当てはまらないとは言えない。観察者が行動者に影響を与えているのかもしれない。

 マスキングすると、私語は何となく収まったが、マスキングの効果かどうか経過観察する必要があるだろう。

 このような下らないことをあれこれ考えるのは、パワハラを受けて1日中内勤になっているからだろう。こんなばかばかしいことにつきあうのは残念である。
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