だめな組織は良くならない

　教科書的には人間は向上して進歩するものだ。しかし実社会では人間は成長しないどころかだめな人間はさらにだめになる。だめな組織は次第にさらにだめになる。

　会社で退職者が出るというので求人を掛けていた。応募があったので内定者を選出した。取締役会で選考すると、代表取締役はギャッハッハ！　ギャッハッハ！と哄笑していた。このように哄笑するのは努力も工夫もせず、訳も分からず僥倖に会ったことを喜んでいるのだろう。相変わらず異常である。ところが翌日、早速辞退された。辞退されたらまたギャッハッハ！とやるのかと見ていたら、今度は押し黙って落ち込んでいた。

　幼稚である。愚か者というのはこのように行動するのである。

仕事納め

　パワハラを受けているので、有休を取って早めに仕事納めをすることにした。

　ことし1年はあちこち工夫して、パワハラを効果的に抑制した。会社のほうは2021年度にハラッサーたちが集団退職して新会社を作り、会社の競合になった。会社は訴訟するかどうか検討していたようだが、腰抜けなのでそれもしないらしい。

　ハラッサー同士が邪念を抱えて互いに争い、私へのハラスメントのエネルギーが大幅にが縮小した。理想的であると言えるだろう。当初、新会社は半年で倒産すると考えたが、１か年以上続いている。営業を続ければ続けるほど負債を抱えることになるだろう。間もなく破産し、連帯保証人は自己破産しない限り、夜逃げするだろう。

　邪念集団というべき人たちの中にいる場合、どう自分の身を守るかというのは難しい。追い出そうとする人たちの数を減らす、すなわち追い出し返す。敵の数を減らすのである。敵を説得して中立にもっていければいいが、一般的な方法では難しい。今回の場合、集団退職・独立という形で敵の数が減った。互いに足を引っ張り合っている。

　マーケットは衰退期であり、マーケットの規模そのものも小さい。狭い世界の中で、太った醜い人たちがドタバタとやっている。何ともあきれてしまう。