発生させるコンフリクト

　概ね年功序列の集団で、誰よりも仕事に貢献していることが自他と共に知れていて、将来の後継者と目されていた側近がいたとしよう。しかし経営者が変心して、側近でもなかった人間を後継者を据えることがある。あるいは一方を降格させて一方を昇進させたりする。

　どうしてこんなことをするのか奇妙に思える。合理的な理由は出てこない。将来の後継者と目されていた側近は我慢できればいいが我慢できずに憤慨して、仲間を引き連れて出て行ったり、仲間と共に反旗を振りかざしたりして、コンフリクトが生じる。

　今までの忠誠心と勤勉さが無になったのだから、少なくとも憤慨するのは当然であろう。そして仮に想定通りに後継者を据えていればこうしたコンフリクトも生じなかっただろう。経営者が波風が立っていない池面に、じゃぼんと石を投げ入れるようなものである。

　昭和的な話である。私が子どものころ、こうした話を何度か聞いた。これは要するに経営者が土壇場になって、幼稚な感情で判断しているにすぎない。経営に詳しくなくても、社会通念上、そんなことをするとコンフリクトが生じて、それを収めるのにコストがかかるだろうということを、経営者が敢えてやるのである。

　原因は感情である。恐らくは経営者が引退時、オレはまだまだ力があるんだぜというところを見せつけたいのだろう。忠誠心がある側近を理由なく立場を失わせるほど力があるということを見せつけたい。

　そんなところで張り合ってどうするのか、本業で実績を残したらどうかなどという評判が立つ。力があることが示せたかどうかは伝わらず、経営上、殿ご乱心ぐらいという悪い評判が立つだけである。

　阿呆である。ばかばかしいのだが、ばかばかしいことをするのが人間という生き物である。合理的でも何でもないのである。

展望台

　きょう小旅行して海の見える展望台に行ってきた。晴れたこともあって眺めが非常に良かった。

　今回、コンフリクトが生じたので、眺めが良い中でそこで本当はどうすべきだったのか反省してみた。自分にとっての必要性を考えると、1年前か数か月前に自分から休むか辞めるかしておけばな…と思ってしまった。続ける理由がその時点で既になくなっていたのである。

　休むか、適当にしておけば、このようなコンフリクトも生じなかっただろう。定期的なexcerciseはこうして、7年続けた。高校、大学と一貫してやったのと同じである。そして資格も大学体育会で熱心にやった程度のものも得られた。もともと運動に苦手意識があって筋肉質でもなく、また中年から始めたのにここまでできたのだから満足すべきだろう。

　ジョギングは続けていて、心肺機能や筋肉を落とさない程度にやっている。

資料を回収

　貸せと言われた資料をやむを得ず渡したところ、後日、呼び出されて何でこんなものを提出したんだ、それがまるで規則違反かとのように複数人で怒鳴られた。求められたから預けたという私の主張もむなしく、がんがん追及されてしまった。さらにはくだんの資料は返却されなかった。

　もちろんこんなことは馬鹿馬鹿しい。だからこの間、求められて預けたが、所有物だから返却するようにと、簡単に通知を送った。返信用封筒も同封した。無視されるか、没収したので返却しないと主張するのか、いずれかを想定した。しかしすぐに返送されてきた。

　窃盗罪でも恐れたのかもしれない。刑事では追及しないが民事で追及すると、債務不履行だから損賠だろう。しかしくだんの資料そのものには金銭価値がほとんどなくて、どうしようかと思っていた。しかし気分的には安心した。

けがとexcercise

　今回、定期的な運動に関して、コンフリクトが生じた。

　これまでのことであれこれ思い返した。私はこの競技につきペアがいた。彼は2021年、練習中、代表者らとペアとなって練習し、骨折して入院した。代表者はどうしてこんな乱暴な練習をさせたのだろうか。不適切指導であろう。

　仮にもし私が入院しなければならなかったらどうだったろうかと思ってしまった。私傷病だから会社に説明しずらかっただろう。競技そのものを止めていたかもしれない。

　私のペアはその後、あまり練習に来なくなり、さらに別の手術して成功したがその後はほとんどやって来なくなった。いわば籍を置いていただけであった。

　ひょっとすると、骨折を機に、この種目に恐怖感を抱いたのかもしれない。まあ嫌になって当然かもしれない。

　私はここ2年間、何度も彼に練習に来てくれと言っていたのだが、そういう心理は想像できなかった。今更ながら納得するのである。

早朝ジョギング

　ジョギングが何とか続いていて、体重も減少傾向である。あすジョギングがあるからと、アルコール飲料もほとんど飲まなくなった。二日酔いにならないまでも、胃腸の調子が良くないのを避けたいからである。ジョギングは準備体操のようなものである。あまり本腰を入れてはやらない。ちょっと外を走ればいいという気持ちでやっている。

　追い出された定期的な運動について思い起こすと、代表が練習中、私に10回ぐらい商品を買うように説得しようとしたことが思い出される。近くに店に買いに行けということだった。値段は不詳である。金属だか石だかが運動に効果があるという話であった。そんなものは効果がない。私はもちろん買わなかった。仮に私が買えば、「〇〇も買ったぞ」と広めるつもりだったのだろう。かえって営業としては失敗だろう。

　このほかにもいろいろあるが、代表から見ると私は言うことを聞かない、だまされないので、気に食わなかったのかもしれない。